1.スマホリングがゆるくなると寿命が近い？

スマホリングのゆるみが気になったら、残念ながら寿命が近づいている恐れもあります。スマホリングがゆるくなり、本体の安定感がなくなれば、落下防止としての機能は低下してしまうでしょう。そして、スマホリングがゆるんだときには、スマホの土台部分の粘着力も、劣化で弱まってきている恐れがあります。劣化が見られた場合には、スマホリング自体の買い替えを検討してください。しかし、リング部分のゆるみの原因によっては、これからご紹介する対処法で復活する可能性があります。

2.スマホリングのゆるみが気になるときの対処法

まず、スマホリングがどのように固定されているかを説明していきます。スマホリングには、スタンドとして自立させる機能もあります。そのため、本体を支えられるように、リング部分にはある程度の固さが必要とされるのです。リング部分にゆとりをもたせて自由に動かせる状態だと、スマホを支える力が失われてしまいます。そのため、土台部分とリングのつなぎ目は摩擦が強くなるように、ギリギリ動かせる程度の固さで締められています。買ったばかりのスマホリングが固いのはそのためです。しかし、スマホリングを使用し続けると、つなぎ目部分の金属は自然に削れていってしまいます。 使用していくなかで、スマホリングがゆるくなるのは、ある程度避けられない事態ともいえるのです。それでも、できるだけ今使っているスマホリングを使い続けたいという場合には、これからご紹介する対処法を参考にしてみてください。

2-1.ペンチで挟みこむ

スマホリングがゆるくなってしまったときは、リングと土台のつなぎ目が、広がりすぎている可能性があります。つなぎ目部分のゆるさが原因の場合には、一旦スマホリングを取り外しましょう。リング側と土台側からつなぎ目を挟みこんで、ペンチで押し固めるように力を加えれば、ゆるみが無くなり、固さが戻る可能性もあります。スマホリングを破壊しないように、力加減に気をつけて作業してください。

2-2.ネジのゆるみ止め用接着剤を使う

スマホリングの長期使用で、金属部分の摩擦力の低下や劣化がみられる場合には、ホームセンターなどで販売されている「ネジのゆるみ止め接着剤」を使用してみると効果があるかもしれません。ネジ用のゆるみ止めを目的とした接着剤であれば、一般的な接着剤のように完全に固定することはないので安心してください。ネジのゆるみ止めは、金属に塗ると締めたときに強度が増す効果のある接着剤で、「ネジロック剤」と呼ばれることもあります。 まず、ネジのゆるみ止め接着剤を、リングと土台部分のつなぎ目に流し込むように注入しましょう。つなぎ目の隙間は小さいため、きちんと接着剤が入り込むように気をつけてください。つなぎ目にうまく接着剤が入ると、摩擦力が復活して以前のようにスマホリングが使用できるようになります。接着剤の購入費用や細かい作業が要求されるため、どうしても今使っているスマホリングにこだわりたいという方は、ぜひご検討ください。

2-3.輪ゴムでリング部分を締める

応急処置になりますが、リングの根本部分に輪ゴムを巻きつけてゆるみを改善する方法もあります。スマホリングを買い換えるまで、一時的にスタンドとして使用したいという場合にお試しください。リングの根本に巻いた輪ゴムが目立って、見た目がいいとはいえないため、あくまでも一時的な対処法としてご紹介します。また、スマホリングがゆるんでスタンドとして自立できなくなってしまった場合には、スマホの下に滑り止めシートを敷いて安定感を持たせるという方法もあります。

3.スマホリングのゆるみが治らない場合には

自分でできる対処法をしてみても、リングのゆるみが改善しなかった場合は、どうしたらいいのでしょうか。スマホリングは、もともとシンプルな構造をしているので、一部分だけ取り外して交換ができません。スマホリングの本体は、それほど高額ではないので、ゆるみが改善されなかった場合には、買い換えたほうが安全性も高くおすすめです。

4.まとめ